2020 01 10-16   8000m峰14座
                             -煌めきの刻-
                          於:富士フォトギャラリー銀座
  
 標高8000㍍越えのヒマラヤの峰々は世界の屋根である。山稜に雲が湧き、巻き上がり、風が起こり、
霧をとばし、上昇気流は渡り鳥を舞いあげ、山の姿は刻々と生き物のように変わる。
 8000m峰14座の素顔の一瞬を、出来るだけ標高5000m近くのベースキャンプまで登り、
カメラに収めたいと決めたのは70歳のとき。途中あまりの厳しさに気持が折れそうになったが、
当時エベレストへ世界最年長(80歳)で登頂した、登山家三浦雄一郎氏が
「目標を持てばまだまだやれます」と話され、この一言が背中を押してくれた。
  爾来8年、7回に及ぶ遠征で東はネパールのカンチェンジュンガから西のパキスタン・
ナンガバルバットまで、約1500キロ。白く、赤く,時には金色に煌めく峰々、
そして山麓で伝統的な生活を続ける人々の姿をカメラに収めることができた。
80歳となった今、目標であった「8000m峰14座」の素晴らしさを少しでも多くの皆様に
お伝えできれば望外の喜びであります。
令和ニ年 一月吉日 
                                                             2020  写真展に戻る
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| ㉑ エベレスト&ローツェ | ㉒ 氷河のクレバス | ㉓ ゴジュンバ氷河 | ㉔ ダウラギリ | 
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| ㉕ ヤクの渡川 | ㉖ ナムチェ村 | ㉗ 村の子供達 | ㉘ フンザの長老夫婦 | 
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| ㉙ シシャパンマ | ㉚ 暮れるヌプツェ | ㉛ アンナプルナ Ⅰ | ㉜ シェルパの鎮魂碑 | 
| 本日は「小木曽光利 写真展」をご高覧賜りありがとうございました |