9  マチュピチュ遺跡  



くねくねした山道を登り詰めると、目の前に突然石造りのマチュピチュ遺跡が現われます。
15世紀先半、インカを征服したスペイン軍はインカの都市をことごとく破壊しましたが
標高2400mに造られたこの都市は見つかることなく無傷のまま残りました。
インカ帝国の滅亡から約400年たった1911年に米国の歴史学者ハイラム・ビンガム
に発見されたときは草に埋もれた廃墟となっていたそうです。
手前は草を食むリャマ、そして奥の切り立った山はワイナピチュ(2690m)です。